数量限定発売。山崎蒸溜所の魅力から期待できること

12月24日にサントリーから全国で数量限定で、

山崎プレミアムハイボールが350ml缶で

新発売されるそうです。

出典 : サントリープレミアム山崎ハイボール〈華やかで濃厚な味わい〉SUNTORY

お値段は600円。(※販売店によっては前後することもあります)

缶ハイボールの中では比較的高価な部類になりますよね。

これまでも、白州や山崎の缶ハイボールがテーマと共に発売されてきましたが、

今回は〈華やかで濃厚な味わい〉が魅力。

結論から言うと今回も期待できる内容だと思っていて、価格に見合った理由を先日見学へ行った『山崎蒸溜所』で感じたことを合わせてお話ししたいと思います。

山崎蒸溜所

京都の南西・天王山の麓、山崎。

大阪府の三島郡島本町に位置し、この地域は四季がはっきりしていて、温暖湿潤な気候がウイスキー作りに理想的な環境になっています。

千利休も愛したとされる、名水の里と名高い場所で、日本初のモルトウイスキー蒸溜所。

月や日によって変動がありますが、見学には申し込みが必要です。

週末など当選が難しい日もありますが、平日に絞って応募してみたところ、有料コース(3,000円)に参加することができました。

山崎ウイスキー館

ウイスキー館で山崎の歴史や、とても貴重なサントリーのお酒を拝見でき、ショップもあるのでお土産の購入も可能です。

内容は日によって変わってきますが、蒸溜所限定のウイスキーや、おつまみなど様々なものが用意されています。(※本数制限がある場合や在庫がない場合もあります)

有料のテイスティングラウンジもあり、山崎をはじめ、響など普段中々飲めないお酒などを、少量で味わうことができる場所もあります。

もちろんこれだけでも十分に魅力を感じることもでき、感受性も豊かになりますが、やはり一番の魅力だったのは製造工程を見学し、コースに含まれるテイスティングでした。

製造工程からのテイスティング

今回は有料コースに申し込んでいたので、ラウンジとは別のテイスティングがありました。

ウイスキーを蒸留するための装置や、貯蔵庫まで、製造の過程を学んでいきます。

特に印象的だったのが、貯蔵庫の独特の香りでした。

好きな人にはたまらないほど濃厚なウイスキーの香りが漂っていて、

衝撃的で気分が一気に上がりました。

慣れていない人にとっては気分が悪くなる人もいるほどの濃度ですが、しっかりとガイドさん達が配慮をしてくださっているので、その点は安心できるかと思います。

自分の生まれた年の樽を発見すると、ロマンを感じますね。

ウイスキーの核ともいえる構成

実際に見学を終えて、心も弾んできたところでのテイスティング。

ブレンダーの方達が実際に使用しているグラスで、ミズナラやホワイトオークなど樽によっての違いを香りの奥深くから感じとります。

原酒の違いを感じた後に、実際の山崎を味わってみると…

香りや味わいなど、

絶妙なバランスで調和されいることにいつまでも余韻に浸っていたくなります。

そして、テイスティングの最後に山崎を特別なハイボールでいただきました。

山崎の地で取れる天然水で作ったソーダに氷、フルコースで極上のハイボールが出来上がるのです。

とことんこだわったハイボールは忘れられない一杯になるほどの美味しさでした。

ちなみに、チェイサー含め各所で山崎の天然水が無料で飲み放題となっています(笑)

イメージも大切だけど…

山崎は、少しずつ街で見かける機会も増えてきましたが、いまだに安定供給とは言えない状況です。この点は、今後の安定供給が見込めるように日々努力を重ねていると、誠心誠意おっしゃていたので、近い将来を気長に待っていたいと思っています。

まだ発売まで少し先にはなりますが、これだけ丁寧に、ものづくりにこだわっているところから、

600円でも満足のある仕上がりになっているだろうと期待ができます。

実際に過去に発売した缶ハイボールも口にしましたが、完成度が高く、非常に満足できる内容でした。

度数は9%あるので、少し炭酸水で割ってみたり、様々な愉しみ方ができると思います。

特別なひとときに

発売日がクリスマスイブとあって、なんとも粋な日だと思いました。

自分へのちょっとしたプレゼントや、お正月に向けてとっておくなど、良い楽しみができると思っています。

ただしどれだけ美味しくても、ついつい飲み過ぎてしまわないよう、適度に嗜んでくださいね。

街やネットで見かけた際にの参考になればと思います。